映画監督北野武(76歳)が2023年11月15日、東京の日本外国特派員協会で行われた映画『首』の記者会見に出席しました。
この会見では、ジャニー喜多川氏の問題が話題になり、北野は日本の現在の芸能界に対する自身の見解を述べました。 北野は冗談を交えて挨拶し、「ジャニー北野川」と自己紹介しました。
その後、ジャニー喜多川氏の問題に関する質問に対して、芸能界での長年の経験と、そういったうわさを耳にしたことを認めつつ、当時はそれが当然のこととして受け止められていたと述べました。
北野武新作映画「首」の公開日は?
「首」は、北野武が構想30年をかけて監督・脚本を手掛けた作品です。この映画は、「本能寺の変」を題材にしており、戦国時代を壮大なスケールで描いています。北野武の独特の視点で、本能寺の変前後を描いた時代劇で、アクションシーンの迫力や、笑いどころが多く含まれているとのレビューがあります。
映画は、北野武監督の特徴であるバイオレンス描写とコミカルな要素が同居しており、面白さが際立っていると評されています。ただし、残酷な表現には目新しさが少ないとの印象もあるようです。また、特に主演のビートたけしの台詞が聞き取りにくいとの指摘もあります。
【発言】北野武のエンタメの入れ替えという言葉の真意は?
指摘点1:師匠と弟子の関係
戦後、日本の芸能プロダクションはしばらくの間、在日米軍に向けてタレントを提供し、歌のパフォーマンスを行っていました。一方で、お笑い界では、漫才師として師匠と弟子の関係が成立し、屋号による弟子入りが一般的でした。これらの弟子は、師匠の下で技芸を学ぶために働くのが常でした。
上記のように北野武は語っております。
指摘点2:芸を学ぶための学校
また、芸を学ぶための学校についても北野武はこのように話をしています。
芸を学ぶために学校形式が導入され、生徒がお金を払って学ぶように変化しました。これは宝塚歌劇団のように独立した世界とは異なり、パワハラも存在するものの、以前ほど酷くはない状況です。一方で、宝塚のような機関では厳格な作法や礼儀が求められ、役割の競争によるプレッシャーが残る組織も多く存在します。現代日本では、エンターテインメント界に新しい形が出現しており、変革の時期にあると指摘されています。
指摘点3:映画業界の徒弟制度
映画業界では助監督と監督間の徒弟制度が依然として存在し、厳しい指導が行われていますが、SNSの影響でソフトウェアの需要が増加しており、助監督の役割が拡大しています。その結果、映画やテレビ界ではパワハラが減少している傾向にありますが、まだ一部分野では残存しています。また、日本の大学や高校の運動部では先輩後輩関係における厳しい要求が存在し、日本特有の強い傾向が見られると述べました。
北野武の新作映画「首」は超豪華キャスト!
新作の映画「首」のキャストは今までの北野作品の中でも特にキャストが豪華と話題ですね。
- 羽柴秀吉【北野武】
- 明智光秀【西島秀俊】
- 織田信長【加瀬亮】
- 黒田官兵衛【浅野忠信】
- 羽柴秀長【大森南朋】
- 難波茂助【中村獅童】
【超話題】北野武の新作映画「首」発表も日本のエンタメは入れ替え時か?まとめ
北野武ファンの人は長らく待ちわびた2023年新作映画「首」は何かと話題が多いですね。公開日は「2023年11月23日」です。
冒頭に記載した通り、現代ではなかなか触れにくい話題にもさらっと触れる北野武はさすがとしか言えませんね。
とにもかくにも、新作映画の公開を楽しみに待ちましょう。